業界で長く仕事し、釘調整にも携わっていると伝えると、
よく「台を教えて」「勝ち方を教えて」と聞かれる。
昔の羽物や一発機といわれる一般電役などは現在のような
基盤内の確率で左右されることがなく、
確かに台ごとのクセはあるが、
釘幅や角度で勝てる可能性のある機種は多かった。
いわゆる釘を読んで、粘りと頑張りで、
チンジャラチンジャラ、小さな箱から大きな箱へ、だ。
しかし現状の大半の機械は確率の収束も幅が大きく
昔の機械のように勝ったり負けたりと
釘帳(データ帳)の差玉が交互することなく、
負けたり、負けたり、負けたり、の繰り返しで
たまに大きく差玉が突出するなど読みにくい。
機械代金も高騰し、ホールは利益を確保しなければならない。
要はお客さんがハナから負けるような構造になっているわけだ。
機械の筐体をだんだん大きくし、けばけばしい飾り付けや
リーチ時のくどい演出など、あの手この手で遊技客に刺激を与え
(サブリミナル効果)遊技客の歓心を買おうと躍起だ。
よって冒頭の答えは、
「勝ち方はむずかしいが負けない方法はある」
「やらないこと」
写真素材 pro.foto
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