店舗では店の準備金として、
500万円から1000万円の現金
(内訳は両替金なので千円札、5百円硬貨、
百円硬貨で構成される)
が、テナントの金庫に置かれ、毎朝、
役職者が開店前に両替金を店内に数台ある両替機に
振り分け又は、特殊景品の購入に充てていた。
最終的に当日の売上と当日の景品金の差額が
当日の粗利現金として、準備金を基準として
計算されるので、閉店後30~40分程度で
金銭の計算は終わる。
郊外のある大型店舗での出来事。
一か月に一回、店舗の準備金を数える
「現金チェック」を実施していた。
ところが当時のある地区の営業部管理者が
かなり適当で、テナントの現金チェックを
数か月行わず放置していた。
といってもさすがに長い間隔があいたので、
抜き打ちに閉店後、その店舗の現金チェックを
実施したところ、1000万円あるはずの店舗の
営業準備金が300万円しかない。
「700万円はどこや」
びっくり仰天して当時の店舗の役職者4名に問いただすと、
当初みな黙りこくっていたが、店長の使い込みだと白状した。

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