月曜日

貸玉(2)

 

貸し玉料金が円でスタートしたのが、

昭和23年だという。

1年後の昭和24年に2円、昭和47年に3円、

昭和53年に現在の4円へと値上がりして行った。

1円から4円に認めてもらうのに、

業界の先人たちが、陳情を重ねながら風営法を

改正してもらい、その間30年もかかったことになる。

 

私が業界に入った、昭和61、2年ごろは

遊技台の価格は、板(セル)で6~7万前後、

本体セットで10万円を切っていた。

消費税が導入される昭和64年くらいまでは、

それ位で推移していたと思う。

 

令和の今、遊技機代は安価な機械で30万前後、

話題機だと50万円近くになる。

重量も昔は10キロ程度で、両手で抱えて運んで

いたが、今は40キロ。

取説には、一人で持たないよう書かれている。

 

パチンコは商売だ。

費用対効果を見て、購入しなければならない。

玉貸し料金は変わらずで、

逆に現状は1円パチンコや5円スロットが主流の時代に

機械代金が3~5倍では、どうみてもきびしいね。

 

そのしわ寄せはすべて遊技客にいく。





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