土曜日

トラウマ (平成編)

 

ある年の年末に、その会社で初めて受けた健康診断で

心臓の雑音を指摘されてから、精密検査で生来のニ尖弁の

劣化による大動脈弁狭窄症と診断されました。

 

昨年の夏ぐらいから、立ちくらみや眩暈が頻繁にあり、

ちょっと疲れが溜まっているのかな?

と軽く考えていたのが重大事に。


胸を20数センチ切り開く (胸骨正中切開)

人工心肺装置、心臓を止め人工の機械弁を置換する。

大動脈瘤もあり、体温を25度に落として

全身の血流を止め、人工血管に置換する。

だんだん事が大きくなってくる。

 

心臓血管外科の担当医の話では、

若いし体力もあり、技術的にも難度は高くなく

99%大丈夫。 (100%とは言わない)


自分的にもネットで調べ、担当医の説明にも

納得はしていましたが。

長期間の休暇はやむなしだが、

仕事上の影響を考えると不安がよぎります。

 

前の会社在職時には、胆のう、胆石の摘出手術では

処置が遅れた影響もあって、2週間休んだ。

治療後出社すると、マイデスクが片付けられ、

降格、転勤という憂き目にあったことが

トラウマに。

 

 今回の手術の経過は、4月4日に入院、

10日に手術、18日に退院、24日より出社。

担当医の話では正中切開では、過去最短記録の退院で

予想通りの回復と、お誉めの言葉をいただきましたが、

ブログなどの同例の書き込みなどをみると、

皆さん大体2~3ヶ月くらい休まれているようなので、

自分もある程度覚悟はしていたのですが。

 

今から思うと復帰が速すぎて、

(盲腸の手術かと社員に冷やかされた)

体力回復のリハビリ期間がなく、スーツの上着も

肩がまわらなく、自分で着られないような状態で

復帰してしまったので今更ながら、後悔しております。

 

完全にリタイアするまでは、安心して休めませんね。





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