金曜日

業界人 (平成編)

 

先日、

ある町のホールでゴト師を捕まえました。


ゴトとは、器具などを使って玉やコインを

遊技台から不正に出す事です。

もちろん犯罪で、 景品に交換した時点で

窃盗罪になります。

 

磁石、セル、電波、ロム替え、

基盤交換、等々。


手口は、営業中に隙を狙って釘を曲げ、

磁石で玉を団子状にして入れる

単純な事から、映画や漫画の世界のように

本当に深夜に忍び込んで基盤、ロムを

すり替える本格的な事まで、

奴らも 、あの手この手で必死です。


日々、 毎日の業務で緊張感が薄れ

油断した時に大概 やられます。

「鵜の目鷹の目」「隙あらば」です。


こちらは被害者で、 奴らは犯罪者。

しかし、いざ、やられると店長の責任が、

問われます。管理不足というわけです。

 

私も現場の時は、

何度か責任を取らされました。

降格、減棒。

ひどい話です。被害にあった方が悪い?

という論理です。

 

しかし、

捕まえれば話は変わってきます。

よくやった。金一封、お小遣です。


かくして 店長たちの眼光は鋭くなり、

一見して 業界人らしい?

風貌へと変貌していきます。


ガラが悪そうなんて、思わないでね。



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