2003年の10月に大量出玉の
ミリオンゴッドなどの3機種が検定取り消しとなった。
これらの機種が、多くのホールから消えていく前後には、
まだまだ4号機には波の荒い機種が多く、
その代表的な機種が、1回のBIG(大当たり)で711枚が
放出されるストック機の「吉宗」や「大花火」だ。
特に大都技研の「吉宗」は1G(ゲーム)の連チャンが
3回、5回と連続して当たるような大量出玉獲得機だ。
711枚だと等価交換の店舗だと14000円。
1時間で10万円が一気に出ることで
閉店1時間前でも一発逆転を目論んで活況だった。
ゲーム性も面白く高確率ゾーン中のワクワク感や
条件が揃えば次の大当たりが
確定するなど「中毒性」が高く、
愛嬌のある「吉宗」のキャラクターと相まって、
大学生が、かなりの頻度ではまっていた。
パチンコ業界は
いつの時代でもそうだが、規制と緩和の波の中で、
創意工夫しながらメーカーとホールは売り上げを
伸ばし、したたかに一つの産業として
確立してきたが、その反面、
「中毒」、「依存」という
病に悩む被害者を多く作ってきた。
面白さを追求するということは
射幸性を高めるということだ。
それはギャンブルとはそういうものであり、
やはりきちんと法律で縛らなければいけないと思う。
許可をする。
取締りをする。
という相反することを同一の組織(警察)が
管轄していることを是正していかないと、
パチンコ屋は変わらないだろうね。
いつまでも日本という国は
0 件のコメント:
コメントを投稿