火曜日

引退 3 (令和編)

 

大きなお金を扱う業種に携わりながらも

不正もなく、コツコツ生きてきたことだけは確かだ。

この35年間、朝から晩まで仕事も遊びも

パチンコ店に入りびたり、パチンコ以外のギャンブルを

しなかったことが大きく道を踏み外さなったおかげかな。

仕事にかこつけて、

「ぱちんこ」

には結構な金額を散財したが、

仕事にはつながっていたのだろう。


30歳から勤めた準大手の会社では

社長から時間があれば勉強のために

他店でパチンコしろ、

と給与袋には振込明細書と現金5万円が

リサーチ代(こづかい)として入っていた。

そのおかげで営業部は暇があれば他店で

射幸性の高い機種にはまり、

まさにミイラ取りがミイラの状態。依存症になり、

消費者金融のカードの複数使用で

最後には不正に手を染め、

逃げて行った者も数人いた。


その後は

私が会社の管理監督者の場合は、

休日以外のパチンコを含む

ギャンブルの禁止を社是としていたが、

もともとパチンコが好きで

この仕事を選んだ者が、自らハマって

生活破綻するのも当然のようで、

昔のように住込みで働いていた時代は

衣食住には困らなかったが、今はダメです。

薬物や酒の中毒同様、

パチンコも依存症になると病気ですので、

毎日仕事中に目の前で「勝ったり負けたり」

のお客さんの動向を見て、

勤番が跳ねたらすぐに他の「パチンコ屋」

に駆け込むような状態です。


管理監督官庁の警察庁の幹部が以前、

「パチンコは亡国の産業である」

と宣われましたが、

この業界で飯を食わせてもらい、

家を買い、子供を育て、この業界に人生の大半を

つぎ込んできた者としては身につまされる思いです。





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