木曜日

原点 2 (昭和編)

 

夕方の食事時間に

当時の社長の息子(専務)とO氏と私(部長)の人で

毎日のように食堂で一緒に食べながら、

O氏からパチンコの何たるかを雑談をしながら

教えていただきました。また彼の歩んできた人生経験など、

面白おかしく話され、奥さんの作る食事も美味しく、

毎日のこの時間が楽しみでした。

 

昭和の時代のやくざ稼業のこと、

O氏が今まで経験してきた怪しげな話が

25歳の若い私には魅力的ですごく影響されました。

パンチパーマにスリータックのスラックスに開襟シャツ、

色付き眼鏡をかけ、毎夜のように近くの飲み屋街へ。

若さというのは分別がなく、すぐに影響され、

振り返ってみれば「馬鹿」ですね。

 

仕事に対しての姿勢も今思えば恥ずかしいことばかりで、

甥っ子という立場に甘え、中途半端なことばかりしていました。

叔父と従弟には当時を振り返ると申し訳なく、

感謝しかありません。



 


写真素材 pro.foto

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