25歳の時に、
「ぱちんこ屋」で働き始めました。
昭和の終わりが近づいている頃です。
今でもパチンコへの一般的な印象は
芳しくないが、
当時も世間的には印象は悪く、
入社の際には特殊な業界であること。
揉め事、争い事は日常茶飯事であること。
経営者からは
「覚悟を持って来い」
と念を押されたほどでした。
その会社には結果5年間いましたが、
まぁ、色々とありました。
当時は、入社時に身元確認もなく、
来る者は拒まず、去る者は追わず。
店長は、暴力団関係者も多い神戸長田出身で、
迫力のある方でした。
その縁で幹部社員には、その筋出身の方も多く、
店員には、十三ミュージックの元照明係、
元シャブの売人、アル中の賄いのおばさん、
系列店が5店舗ほどあったのですが、
そのうちの1店舗の店長は指名手配中
(逃走後、のちに判明)
など、多事多彩。
いまから想えば、その会社自体が当時の業界の
雰囲気を反映していた部分と、かなり強烈に特殊な
一面を持っていたなぁと、懐かしくもあります。

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