金曜日

ハンマー1

 

ばちんこの釘調整にはハンマー、曲げ棒(調整棒)、

ゲージ棒(各種)、板ゲージの道具を使います。

昔は関西の釘師はハンマーを、関東ではペンチ

(曲げ棒)をと、いわれましたが、最近では効率性で

ハンマーを使用して釘を叩きます。


遊技玉の直径は11.00ミリで 、基本形は左手に

11.04ミリ11.08ミリの玉がついたゲージ棒で

計りながら右手でハンマーを操り、調整していきます。


ゲージ棒は数多く持っている人では、11.00ミリから

0.1ミリ刻みで何十本もあり、私は使い勝手の良い

組み合わせの本で済ませています。


調整の感覚は小刻みにあるゲージ通り、まさに

ミリ単位で釘をハンマーで動かし、意図通りに合うまで 

微調整を繰り返します。


熟練者になるとハンマーの叩き加減で、右に0.1ミリ、

左に0.3ミリ動かすのも、一回二回のハンマーの操作で

決まります。


私の経験では 思い通りにハンマーを操れるように

なるには年から年、計数上の理論を踏まえて、

まぁ、一人前になるのは年くらい、かかるかな?










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