1分間のS回数 6回
ベース(賞球外4個) 22個
TY 4.800個
TS 1/315 315÷6=52.5(分)
52.5×(100-22)=4.095個
4.800÷4.095≒117.2%の割数となり、
粗利は4円で、
4.095個消費するので4×4.095=16.380円
交換する際は、2.86円で、2.86×4.800=13.728円、
粗利は16.380-13.728=2.652円。
賞球外ベース(フロック)が2個、甘いだけで利益が
3.072-2.652=420円も変わってくる。
(1回交換換算として)
このことから、釘調整をする際には、上記のスタート、ベース、
特賞出玉の設定次第で、その機種の調整ポイントが大きく変化
していくのだ。
上の計算では、賞球外ベースでの差し替えで模擬
してみたが、特賞出玉を変更するため、F機1回の出玉(実特)を
意図的に減少させる(TYの減少)ことにより、1分間のS回数を
変動させ、より良く回るような調整方法に変えたり、
粗利益を増やすこともできる。
現状の無定量営業全盛の時代は、機種の各スペックが
どのホールも同じ条件の中、1回の出玉を減少させ、
特賞出玉を変化させて、また確率変動中の変中ベースを
減少させ、その分スタート回数を多めに回すよう
反映させていく調整が主流となっており、また換金率も
多様化している時代の中、ますます特賞出玉の増減、
賞球外ベースのカット等、データ分析を中心に機種単位により、
その機種の特性を生かした釘調整が重要になってきている。
写真素材 pro.foto
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