営業成績を把握するための4つのデータ
F機を調整するためには、このスタートとベースが
問題になってくる。この2つ以外に必要となるデータは、
大当たりがかかったときの出玉数(特賞出玉)と
そのF機の大当たり確率(特率)の2つで、これらは
基板により確定され、人的には操作できない。
巷にいわれる不正、遠隔操作といわれるのは、
この確率や出玉を操作することで当然、犯罪行為であり、
遊技客にとっても疑念を抱く状況が業界の中で
蔓延していけば、P業界の今後の存亡にもかかわる
問題でもあり、ホール側の姿勢として常に公平、
公正を明確にし、顧客の信用、信頼を得なければならない。
それではここに挙げたスタート(S)、ベース(B)、
特賞出玉(TY)、確率(TS)の4つの数字を使って
割数、粗利を算出してみよう。
1分間のS回数 6回
ベース(賞球外含む) 21個
TY 4.800個
TS 1/315
確率が1/315ということは、見方を変えて315回の
スタートで1回の大当たりが掛る、と言う事で考えてみる。
1分間に6回スタートさせるわけだから、
315回目に大当たりがかかるとしたら、
315回目は何分後になるか。
315(回)÷ 6(回)=52.5(分)
と52.5分で大当たりを引く。
それではこの52.5分の間に顧客は、実際に何個の玉を
打ち込んでいるか。顧客が大当たりになるまでの時間と
吸い込まれた玉の数1分間(100-21)をかけると
52.5(分)× 79(個)≒4.148(個)
大当たりになるまで顧客が打ち込む玉数は4.148個となり、
この大当たりによって、顧客が得られる平均出玉(TY)は
4.800個。このTYを打ち込み玉数で割れば、そのF機の
大当たり1回の割数が出る。
4.800(個)÷4.148(個)≒116(%)
写真素材 pro.foto
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