土曜日

計数(2)


営業成績を把握するためのつのデータ


F機を調整するためには、このスタートとベースが

問題になってくる。このつ以外に必要となるデータは、

大当たりがかかったときの出玉数(特賞出玉)と

そのF機の大当たり確率(特率)のつで、これらは

基板により確定され、人的には操作できない。


巷にいわれる不正、遠隔操作といわれるのは、

この確率や出玉を操作することで当然、犯罪行為であり、

遊技客にとっても疑念を抱く状況が業界の中で

蔓延していけば、P業界の今後の存亡にもかかわる

問題でもあり、ホール側の姿勢として常に公平、

公正を明確にし、顧客の信用、信頼を得なければならない。

 

それではここに挙げたスタート(S)、ベース(B)、

特賞出玉(TY)、確率(TS)のつの数字を使って

割数、粗利を算出してみよう。

 

分間のS回数        

ベース(賞球外含む)     21

TY            4.800

TS             1/315

 

確率が1/315ということは、見方を変えて315回の

スタートで回の大当たりが掛る、と言う事で考えてみる。

分間に回スタートさせるわけだから、

315回目に大当たりがかかるとしたら、

315回目は何分後になるか。

 

315(回)÷ 6(回)=52.5(分)

 

52.5分で大当たりを引く。

 

それではこの52.5分の間に顧客は、実際に何個の玉を

打ち込んでいるか。顧客が大当たりになるまでの時間と

吸い込まれた玉の数分間(100-21)をかけると

  

52.5(分)× 79(個)≒4.148(個)

 

大当たりになるまで顧客が打ち込む玉数は4.148個となり、

この大当たりによって、顧客が得られる平均出玉(TY)は

4.800個。このTYを打ち込み玉数で割れば、そのF機の

大当たり回の割数が出る。

 

4.800(個)÷4.148(個)≒116(%) 




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