それでは実際に、このF機の1台の粗利を出してみる。
当社においては1個4円で貸玉し、交換率は35個のため
2.86円で特殊景品に交換される。
顧客は4円で4.148個の玉を消費するので
4(円)×4.148(個)=16.592(円)
得た出玉4.800個を交換する。
2.86(円)×4.800(個)=13.728(円)
よってこの台の粗利益は
16.592-13.728=2.864(円)
このようにF機1台、1回の粗利は計算されるが、
現実には大半のホールで、現状1回交換で営業している
状況にはなく、実際のシュミレーションを組むときは、
その他の様々なデータ(今後述べる)を加味し、
予測をたてていく。
ベースひとつの差が業績を大きく左右する
先にベース値のなかで賞球以外のベースを単純に
2個から4個としたが、この賞球外ベースの2個の差は
調整する際にスタート回転や利益に影響してくる。
1分間のS回数 6回
ベース(賞球外2個) 20個
TY 4.800個
TS 1/315 315÷6=52.5(分)
52.5×(100-20)=4.200(個)
4.800÷4.200≒114.3%の割数となり、粗利は4円で
4.200個消費するので、4×4.200=16.800円。
交換する際は、2.86円で、2.86×4.800=13.728円。
粗利は16.800-13.728=3.072円。
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