月曜日

スマパチ・スマスロ

 

以前から開発、期待されていた「封入式パチンコ」が

いよいよホールへの導入となりそうだ。

スマートパチンコ(スマパチ)、スマートスロット(スマスロ)と

命名され、保通協への持込も始まったようだ。

 

今のCRユニットがHCユニットに変わり、客は直接、

遊技玉や、コインに触ることなく電子情報により遊技する。

 

現状のCR機でも、各台計数機設置の店舗と

イメージは近いのだろう。

 

玉やコインがあふれ出てくる受け皿がなくなり、台内部で

パチンコ玉が循環し、スマスロは現状のBETボタンと同様、

コインを投入口に入れる必要もなく、電子情報内のコイン数で

遊ぶのだろう。

 

感染防止、不正防止、依存症防止などと、お題目が並ぶが、

30年前にCR化が始まったときと同じような構造で、また、

ユニット交換や島の改造費用などはホールが負担し、

それはそのまま遊技客への負担に回ってくる。

 

遊技台設置のレイアウトも自由になるだろう。

(紙幣回収が個別の金庫式の場合)

多くの玉、コインがなくなり、電子化され、

ホール係も必要なくなるだろう。

 

肝心の遊技台の性能や、噂されていた完全封入で、

釘の調整も不可になるのか?

ホールでの実務経験のある者ならわかるだろうが、

過去の3段階や6段階の設定変更だけで営業は出来ない。

逆に設定だけで確率が日毎に収束するような内容なら、

なおさら面白くない。

 

今後の遊技機の性能次第だ。適度な射幸性があるかどうか。

パチンコ・スロットのファンに受け入れられるかどうか。

だめなら、また、遊技機の許認可を甘くしていくのだろうね。





写真素材 pro.foto

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