火曜日

藪の中の棒と蛇

 


遊技台の番号が表示されていたのが

「ナンバーランプ」で、客がホール係を呼ぶときにも

使うので「呼出しランプ」ともいっていた。

 

ある時期から今までホールコンピューターへ

送っていた情報の一部を上部のランプにも表示でき、

「データランプ」の呼称になった。

 

当日の大当たり回数、当たりの波形グラフや、

いまでは千円で何回まわったか、当日の大当たり確率、

遡って3日間から1週間のデータ推移などが

ボタンを押すと表示される。

 

会社側でしか見ることが出来なかったデータが

一般にも公開され、今ではどのホールも標準の装備となった。

 

遊技台のデータも情報雑誌などでも頻繁に

取り上げられ、理論上の勝ち負けのボーダーラインなどを

いろいろと解説している。

 

業界側としては客数増加、イメージUPを謀るつもりが、

逆に「まわらない」「かからない」

「ボッタくり営業」がバレてしまった。

 

客数の少ない店舗ほどさらに客離れがすすむなど

「藪から棒」になってしまった。

 

数値は嘘をつけない。 「藪蛇だったね」。






写真素材 pro.foto

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿