土曜日

CRギンギラパラダイス

 

平成8年頃は、駐車場での子供の車内放置や

射幸性などが社会問題となっていた。

 

そのため業界団体は、当時現役で頑張っていた、

連続性の高い現金機を「社会的不適合機」として

撤去を決めた。

 

自主撤去とは言いながら、CR化を推奨していた

行政側の圧力もあり、その対象機種があまりにも

多かった為、たしか、第1から第4次に分けての

段階的な撤去となった。

 

「麻雀物語」「春夏秋冬」「アレジン」「フルーツパンチ」

「ソルジャー」「キューティーバニー」「たぬ吉くん」など

フィーバー、アレパチ、権利物、羽根物など、すべての

ジャンルで撤去されていった。

 

「おかみ」が推奨するCR機以外はダメだということだ。

 

それ以降、主力機の軸は、三洋「CRギンギラパラダイス」

CR大工の源さん」竹屋「CRモンスターハウス」などの

確率変動機タイプに移行していった。

 

特にCRギンギラパラダイスは権利物タイプとして、

ラッキーナンバー制からノーパンク営業対応可能で

当時大人気だった「アレジン」の客層を取り込み、

人気を誇った。

 

「ギンパラ」は中古価格でも高騰し、新規店舗、

リニューアル店舗では、台100万円で取引する

ホールもあり、バブっていた。

 

しかし、最初は、「アレジン」の時もそうだったが、

「ギンパラ」も業界人は、

「横スクロールはダメだ」「動きが悪い」

「アレジンはパンクがある。使えない」

など評価は低く、初期導入には慎重だった。

 

私の経験からでも、過去も現在も業界人の評価が

高かった機種ほど当たったためしがなく、

また、評価の低かった

機種が人気になるケースも多かった。

 

機械選定は、むずかしいね。








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