月曜日

ゴミ掃除 (昭和)

 


大きな建物のホールは昭和の終わり

くらいまでは床材は板張りが多かった。

当時の小中学校の教室も同様だったが、

1~2か月に1回、床の保護のために茶色の油を

モップにしみこませて引いていた。

 

引く前に土や砂が残らないよう掃き掃除を

いつも以上に念入りに行い、一気に油を引いていく。

 

小学生の時は「いちびり」の子が油の上を滑って

尻もちをついて油まみれに。

しばらくは油のにおいが強く残り、

みんなラリッていた。

 

パチンコホールでも同様に油引き作業は

手間もかかり、モップが油を含んで重くて大変だ。

 

そんな苦労をしても営業中は皆さん、

煙草の吸殻は床に捨て、靴底でもみ消し、

紙コップなども飲んだ後、

平気で床に捨て足で潰していた。

 

客の多い日などは遊技台の天板

下回りはゴミだらけだ。

 

溜まったゴミを早番遅番の交代時間帯に

一気に掻き出し掃除する。

 

あの当時はみんなそれが普通だった。





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