20年ほど前、平成14年頃か。
社長から、以前から漫画喫茶に興味があり、
やってみたい。
ということで、
市内のパチンコ店の2Fに空きスペースがあり、
開業することとなった。
このスペース、以前はビリヤードやダーツを
置くプールバーだったが、ここ数年は閉じたままだった。
どんな「まんきつ」にするのかイメージを固め、
全席、リクライニングシート。
上部に大型モニターを設置、ワイヤレス
ヘッドホンで視聴できるようにする。
壁際はマンガサイズのカラーボックスを
組み立て設置する。
肝心の漫画は市内のブックオフで
1万~2万冊仕入れる。
予算はあってないようなものだが、
低く抑えれば良。
リクライニングシートは市内の廃業した
家具店から在庫を一脚(オットー付)15000円を
30セットで45万円。
漫画は15000冊 100万円。
モニターは天井釣りの工事費込みで20万円。
カラーボックス30万。
床はタイルカーペットにし、
壁は安価のクロスで30万円ほど。
あと、ドリンクはパチンコの出入り業者に
協賛してもらいマシンとグラスは無料で
提供していただいた。
もろもろ細かい備品などを含めても
300万程度で開業した。
3年ほど営業したがうまくいかなかった。
アイデアは良かったと思うけど、漫画喫茶自体が
斜陽気味だったのと、単価が低すぎて、パチンコで
儲かっているのに人手を割いて
「やる意味をうしなっちゃった」んだね。
まあオーナーはやりたかったので、「やって」、
目的成就なわけだ。
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