月曜日

リコール


昨年末、ブリジストンから「シルヴァF8F」という

折り畳み自転車の不良部品による自転車本体の回収と

お詫びのお知らせが届いた。

 

4年ほど前に「ミニベロ」というカテゴリーの小型の折り

畳み自転車にハマっていた時に購入した台だ。

 

以前にも書いたが、同時期にダホン社というアメリカの

自転車メーカーの「ミニベロ」を2台購入したのだが、

いちびって国内メーカーの「ミニベロ」も、と購入して

しまった。価格は海外製品の半額ほどで、重量は重いが、

思いのほか乗り易く、フレームの強度もあり、気に入った。

 

20代のころに、同社の27インチの折り畳み自転車で

グランテックという車体を半分に畳める自転車を持って

いたこともあり、同社の印象は良かった。

 

F8Fを車のトランクに積み、福井県の三方五湖周辺近くの

道の駅に車を止め、そこから周遊したこともある。

中学生の時に、昔の段変速の自転車で回り、30代の頃

には、車で湖を見渡せるレインボーラインという有料の

道路を走った思い出の場所だ。

 

道はかなり整備されていて、五つの湖のほとりを自転車専用

道路で周回できる。起伏も少なく、20インチのタイヤでも

楽に走れ、気持ちが良い。湖面は静かで、リズムよく走って

いると昔の甘い記憶が蘇る。

 

それほど回数は乗っていないが、どの自転車もいざ手放すと

なると、乗車感覚が思い出されるのもあり、少し寂しいが、

最近2年間ほど、長女宅に預けている間に雨ざらしで、一部

錆があり、タイヤも摩耗している。

 

返却用のダンボールは届いている。メーカーの指定日に返送

するだけだ。4年も前に購入し、使用頻度も高いバイクが

リコールで弁償して頂けるのだから、得した気分だが、

乗っていた長女には新しい自転車の購入費用を補助したので

お金は残らない。

 

もうこのタイプの自転車は買うことはないだろう。

電動アシスト自転車に乗ってしまったので、

小径車といえども、もう完全自力では、こげなく

なってしまった。

一度、楽を覚えると、もう戻れない。駄目だねぇ。




写真素材 pro.foto

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