木曜日

終わりの始まり


懇意にしていた遊技機納品業者の社長との話。

昨年から導入が始まったスマートスロットに関して

予想以上に射幸性が高いらしい。

従来使用していたコインを使用せず、電子情報でメダルを

管理する新しいシステムでは、初期の導入コストの負担が

大きく、また、6号機以降の遊技機の出玉規制のために

買い控えが予想されていたのを受け、こちらも予想通り

最初から射幸性を高めた遊技機を、まさしく積極的に

検定通過させて市場への導入を促進する狙いのようだ。

 

三共「ヴァルヴレイヴ」、大都「サラリーマン鏡」、山佐

「リノヘブン」、オリンピア「バキ」など。(すべて略称)

 

カテゴリは6.5号機として、メーカーは「抜け道」を作り、

行政が看過する構造は、以前も書いたがCR機導入時と

同じ構造だ。

 

過去に撤去された4号機並みの射幸性があり、一気に

万枚(20万円)ちかくの出玉性能がある様だ。

 

同じことの繰り返し。


社長の話では、大手の導入が中心で、中小の店舗は、

設置を希望しても、設備も抱き合わせなど、メーカーの

言い値で、数も入らずに泣き寝入り。

大半のホールはもう追いていけないだろう、

とのこと。

今の時代に、平成の初期のころのような、

ホールや遊技客に負担をかけるばかりでは、

おそらく業界は「終わる」だろう。

 

しばらくは高射幸性で、一部のヘビーユーザーが

沸いても、これが消滅の最後の瞬間になるやも。

 

他の業界でもいえるけど、一部の特権業者だけ

儲かる、その場しのぎの構造では、健全な市場経済は

もう、ないってことだね。




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