今後30年間で東南海地震の発生率は80%以上らしい。
太平洋海側(東海地方)は津波の被害も含めて、高速道路、鉄道
などのインフラが壊滅的だろうといわれている。
「日本沈没」は地殻変動で国土が消滅する小松左京のSF小説だが、
文化、経済、政治といろいろな分野でこの国が沈没していく過程を
今、目の当たりにしているのかもしれない。
80%なら、近い将来、必ず来るのだろう。
1400兆円ちかい経済損失が出るという。
被害の規模や死者数まで試算されているのに、さあ、どうする。
防衛費は今後5年間で大幅増の43兆円、実際は60兆円近くに
膨張していくという。
防災費に使え、だ、だろう。
危機感なしの現実逃避政治。
いくら楽観論者でも、いまの日本の状況はヤバいんじゃない?
昭和の時代では、韓国のソウル一極集中はマズい。東京の未来像を
描くのに教訓にすべきと語っていたのに、今は首都圏の総人口は、
2020年、4434万人。
東京都は1400万人で、首都圏の32%を占めている。
日本海側にも要所要所に原子力発電所が配置され、日本全国、
こりゃあ逃げ場がないねえ。
地震・津波・原発で日本は沈没してしまうのか。
子ども、孫たちの時代は、「日本脱出」を迫られるかもしれない。
さあ、いずこへ。
写真素材 pro.foto
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