月曜日

革命


会社では早くから女性の正社員や役職者の登用を

取り入れていたと思うが、私が最後に所属していた

会社でも20年間で女性の役職者は4名ほどだった。

 

パートの女子はシングルマザーの子も多く、

何度か正社員に誘い、少しでも給与の良い役職者の登用も

提案したが、やはり休日数が少ないこと、

拘束時間が長いことなど障害が多くて厳しかった。

 

早番専門9:00~16:00までの勤務の固定化や

様々な変則勤務など、いろいろ考えたが

スタッフ、役職者の絶対数が少なく、お互いを

カバーできない状態ではやはり無理がある。


日本社会全体が「働きやすい環境」や

「子供を社会が育てる」意識や法整備もそうだが、

個人経営の会社では、経営者の考え方ひとつで

実現できることは多いとは思うが、

金のない人間は夢を描くが、金持ちは現実を見るので、

このギャップは埋まらない。


この数十年間支配してきた「自己責任」。

は、重いね。

社会が大きな漬物石に押しつぶされ、沈み込んでしまった。

孫の世代以降はこの国からの脱出もあるかもしれんね。

何か大きな意識改革、革命が必要だ。




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ホールスタッフ


昔は、ホール社員は男性。女性社員はカウンター係。

と普通に求人募集も打っていたし、

勤怠管理では疑問もなく分けていた。

 

ある時期から慢性的な人手不足のため、

女性スタッフもホールを手伝うようになった。

 

玉箱の運搬は小型台車を活用できるし、

最近は女子のほうが体力、腕力が

軟弱男子よりもある様だ。

3~4個平気で抱えて運搬する子もいるが、

腰痛には要注意だ。

 

トラブル処理も機械の進化で簡単になり、

少々の機械音痴でも大丈夫だ。

当りも柔らかいこともあり、今では分け隔てなく、

というより女子スタッフ中心に人員が

配置されているのではないか。

 

小泉内閣で派遣法が改正されてから非正規社員が増え、

ホールスタッフの大半が派遣社員のような状況だったが、

ここ数年は、より人手不足で派遣会社も

商品がない状態(登録社員がいない状態)が続き、

ホール側も派遣会社に上乗せで支払う分も考慮し、

時間給を上げて直でパートを雇用する方向へ

変わってきているのでないか。

 

派遣労働と聞き触りは良いが、もともとは人夫貸しで、

紹介料や雇用の確保などと口実をつけてはいるが、

他人が働いた給料から経費と称してピンハネしていく形態を、

国家が後押しして進めていくのだから、ひどい国だね。

「失われた30年」のスタートは、平成元年からの

「消費税」から始まっているのだから、国民から

搾取する国家、今の政党をほぼ独裁状態で支持している

日本人は本当に「お人よし」ばかりだ。




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土曜日

椅子


パチンコの椅子も一般の家具同様、

価格によって座り心地はちがう。

今は高さを調整できる昇降式の椅子や、

ひじ掛け付もあり、かなり楽に座れる。

昔のパチンコは椅子のない時代もあったようだ。

立ちながら遊べば長時間は疲れるだろうね。

 

私が最初に入ったホールの椅子は固定式ではなく、

キャスターがついている移動式の椅子だった。


次に固定式になったが、座面が薄くお尻が痛くなる

椅子も多かった。


通路幅が狭いホールも多く、幅が1900ほどで

2メートルもなく、そうなれば椅子の固定位置が、

天板に膝が当たるほど狭く、

後ろに違う客が座ればスタッフが通るたびに

背中にあたっていく。


足も満足に組めず、かなり煩わしかった。

スタッフはカニ歩きだが、大柄な遊技客が

両方に座れば、体格の良いスタッフは、

通路を通るのが、かなりきびしい。

 

「忙しいブタ島にはブタは入れない」などと

冗談を言っていた。

 

今は通路幅、椅子の横幅、ともに広く取る

ホールも多くなり、印象は大きく変わった。


究極は、お客さんには体格差があるので、

昇降ができ、前後に移動もできる椅子が

一番、楽なのではないか。




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