木曜日

「自由」


一昨日の夜の雨から、気温も下がり、やっと秋らしく

風が肌寒く感じるようになってきた。

 

もうそろそろ朝の自転車通勤は、半袖では寒い。

朝も、昼も、通勤には自転車を利用しているので、

気温差には敏感になってきた。

 

起床すると、まずチーズとハムを乗せた食パンを

1枚焼き、カルピスジュースで流し込み、血液が

サラサラになる薬を飲む。

 

薬の飲み忘れのないように、ルーティンとなった。

服用が始まって12年目になるが、飲み忘れは

記憶では、3度だけだ。

 

朝のパートが終わると、自宅に帰り、早い昼食をとる。

昼のパートが18時に終了し、帰宅して夕食となる。

外食はまったくしない。

 

自販機での飲料も買わず、持参のお茶か、娘婿の土産の

ベトナムコーヒーを飲んでいる。

なので、普段は全くお金を使わない。スーパーでの買い

物だけだ。(重なる値上げで出費は増えたが)

 

給与が今の数倍だったころは、毎日、パチンコをし、毎日、

部下を連れて、値段も気にせず好きなものを食べ、巡回中

には、先々の売店で好きなものを気にせず、欲しいときに

買っていた。

 

当たり前のことだが、収入が減って、支出も減れば、

ポケットの中は変わらなし、給与が多くても、出る金が

多ければ、財布は軽くなる。

 

私は、心の余裕や自由は、先立つもの(お金)が第一で、

「幸福の物差し」の一つだと、仕事では他人を蹴落として

上長を目指し、より多くの給料を得るために、会社の下僕

として、なんでもやってきた。「自由」も金で買える。

 

だが、今まで関わったパチンコの経営者たちは多くの報酬を

とり、資産も有り余るほど持っていたが、共通して、

もうこれで良いという人はなく、いつも資産形成に神経を

すり減らし、将来の不安を口にしていた。

あればあるほど良いってものでもないようだね。

 

日本国憲法第25条第1項 「すべて国民は、健康で文化的な

最低限度の生活を営む権利を有する」

 

健康で文化的な生活を送るためには、最低限、衣食住の安寧が

あって成り立つのだろうけど、母子家庭の1/3が貧困家庭だ

とか、子ども食堂が全国に7000以上だとか耳にすると、

日本は大丈夫かと、末裔たちへの心配ごとが募るね。

 

高校2年の担任に、「自由」と「気まま」とは違うぞ、と

通知簿に書かれていた私としましては、あれから45年、

いまだに、「自由」をはき違えて人生を送ってきた反省を

踏まえて、これからの余生をどう過ごすべきか。

 

毎日、先送りしております。

 

ごめん。




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