金曜日

テレビ


幼少の頃に影響を受けたTV番組は、

「鉄腕アトム」「エイトマン」「狼少年ケン」

「鉄人28号」「忍者部隊月光」など。

これらの番組は何度も再放送されていた。

 

リアルタイムでは、

「オバケのQ太郎」「ジャングル大帝レオ」

「遊星少年パピイ」「スーパージェッター」など。

 

実写では、

「悪魔くん」「ウルトラQ」「ウルトラマン」

「怪獣ブースカ」「仮面の忍者赤影」「マグマ大使」

「遊星仮面」など、よく見ていた。

 

物心がつき、私が幼少期に見ていたテレビ番組だが

私の子供たちも知っていた。

 

YouTubeで見たという。今は過去の映像も大半が

場合によっては修正され、見られるようだ。

 

そうなると、その時代に感じたものや、その時代

ならではの特殊性や肌感覚も、過ぎ去った幻想の

様なもので、それぞれの作品から感じるものは、

どの時代の子供たちでも、みな似たような感性で

受け取っているのではないか。

 

代表的な「サザエさん」はいつの時代も繰り返し

放映され、どの世代でも共通の話題性がある。

昔は平凡で一般的な世帯だったのが、令和の今なら

余裕のある敷地に住む、かなり豊かな家庭だろう。

 

オバケのQちゃんやウルトラマン、鉄人28号なども

何度も焼き直して新たな作品として登場してくるのは

定番の安心感と面白さが、どの時代の子供たちにも

通用するのだから、素晴らしいキャラクターなのだろう。

たしかに、どの作品も斬新で夢があり、面白かったなあ。

今度、YouTubeで観なおそう。




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木曜日

同窓会


今秋、5年ぶりに小学校の同窓会があるという。

5年前にも45年ぶりの再会があり、それ以来だ。

 

その時も、名簿や写真を見ながら記憶を探っても、

さっぱり憶えのない人物もおり、その人物から

妙に懐かしく思われても、こちらは全く記憶がなく、

申し訳ないというよりも、不思議な感覚だった。

彼のことがすっぽり抜け落ちているのだ。

 

その場にいて、話をして、顔を見、出来事を

振り返っても最後まで、彼の記憶は蘇らなかった。

 

残っている写真は集合写真だけだ。

入学時、学年ごと、卒業時、修学旅行や

社会見学など、みなで納まっている姿だけだ。

 

昭和40年代は使い捨てカメラもなかったが、

白黒から後半はカラーになっていた。

 

実家は幾度も夜逃げのような引越しを繰り返し、

幼少年期に過ごした家はないが、何冊かの

アルバムは残り、私の幼少期の写真や、

卒業アルバムは残っていた。

 

写真1枚1枚の当時の記憶はすべて残っている。

と勘違いしているだけかもしれないが、

友人たちが忘れた過去の出来事は、私はすべて

憶えていた。


成長期にあまり勉学に頭を使わなかったので、

幼少期の記憶が良いと、謙遜した。


5年ぶりに会って、新たな記憶が蘇るだろうか。

 

でも、この5年間の最近の記憶のほうが薄いね。

歳をとると時間経過が本当にあっという間だ。



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旅路

 

現在の仕事は事務の補佐で、非常勤勤務(パート)だ。

週5回の月間100時間程度の留守番のような閑職だ。

 

最初はあまりの暇さにどうしようか、真剣に悩んだ。

契約は2年契約だが、「石の上に3年」だと、

思い直し半年が経過した。

余生を考えると石の上での3年は

老体には尻が痛い。

 

給与は前職から大きく減少し、仕事をし出した

20才頃の給与に戻ってしまった。

60年の還暦で本当に一回りして最初に戻ったわけだ。

 

10万円の手取りなら、妻と二人でも生活は厳しい。

 

10年前に大動脈弁の人工弁への置換手術を

したので、身体障害者手帳は1種1級だが、

厚生年金の障害者年金3級認定で、障害者年金を

いただいているので、なんとかしのげている。

 

ウクライナ戦争以降の、このところの物価高は厳しい。

このまま今の給与では毎月、食べて終わりだ。

職を変えるか、追加でアルバイトをするか。

 

本来は障碍者特例もあり、60才から老齢年金をもらう

つもりだった。ところが基準が変わり、特例の繰り上げ

年齢が昭和36年4月1日までになってしまった。

私は同年4月11日生まれのため、10日のちがいだ。

 

51歳から思い描いていた予定が5年先延ばしに

されてしまった。

 

65才まではあと3年ちょっとだ。

親父は69で死んだ。

叔父連中も最長の83才が1名だけで、

ほかの男性親族は、全員70才を待たずに

亡くなった。

 

繰り上げて、20~25%も年金が目減り

するのは納得できないが、65才前後で親父、

叔父連中の後を追いそうだ。

 

なんといっても心臓の中に機械を入れている。

いつ不具合や体調の変化が起きるかわからない。

 

年金は早死には「丸ごと損」なシステムだ。

 

余生、残り10年ならば、あっという間だ。

60からまた「自分探しの旅」が始まるのか。

嗚呼!




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