木曜日

お絵描き


我が「孫ぎみさま」が来られた時に、我が家で快適に過ごして

いただくために、お絵描きのホワイトボードを購入した。

 

先日、娘から最近お絵描きに興味を示しているとの情報を得た

ためだ。半年前はレゴ風のブロックをブックオフで購入し、

常備もしていたが、1才を過ぎた年頃ではまだブロックには

興味を示さず、「孫ぎみさま」二人の態度は冷淡だった。

 

ははあ~と、我が「孫ぎみさま」にひれ伏しながら、お馬さんと

しての役務で背中に乗せ遊んでいたが、ひざも痛み、彼らの関心を

遊具に向けるべく試行錯誤している。

 

よちよち歩きの頃はペットボトルのふたを大量に保管しておき、

それを床にぶちまけるのが彼らのふるまいだった。

 

25年以上前に、我が娘が幼児だったころ購入したスロット機の

玩具がまだ保存状態も、附属のコインも揃っており、こちらは

音・ネオンの点滅で興味を示しながらも、コインを飲み込む危険も

あるので監視しなければならず、放置できないので手間がかかる。

(23年前に亡くなった私の父が孫と遊んでいた玩具だ)

 

16か月ごろから少しずつ遊具の対象が変化していく。

 

音が出る絵本を読む。

ハーモニカを与えると吹きながら踊る。

YouTubeキッドを見せる。

サランラップ、クリナップの使用後の筒。このサイズがそれぞれ

なので繋ぎ合わせると長くなり、面白い。

男の子と女の子なので個性も出てくる。

 

本当は公園で遊ぶのが一番だが、我が家に来るのは、発熱や体調

不良で保育園に預けられない時に連れてくるので、外遊びが出来ない。

 

お絵描きボードには興味を持つだろうか。

彼らが満足すれば、面倒を見る じじ、ばばの負担も減る。

ボードが到着次第、セッティングだ。

彼らへの「おもてなし」「忖度」でいそがしい。




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金曜日

何かおもろい話はないか?


年を経るごとに大笑いすることがなくなっている。

よく箸が転んでもおかしいと、年ごろの思春期の女性に使うが

自身を振り返ってみると、その時どきの友人たちの馬鹿らしい

行動や、ちょっとした出来事に20代前半頃までは腹を抱えて

大笑いをした記憶はある。

 

「霊幻道士」という香港映画を観た時、登場してくる道士

たちとキョンシーとのやり取りに映画館で腹がよじれるほど

笑い、おなかが痛くなるほど面白かった記憶がある。

昭和60年か61年頃だ。

 

当時の出来事を、ネットで振り返ると

(なんでも検索すればすぐ出てくるね)

豊田商事会長刺殺・日航ジャンボ123便墜落・チェルノブイリ

原子力発電所事故など今にもつながる象徴的な事件も多く、

テレビで何度も見せつけられ、特に豊田商事の案件くらいから

高齢者や社会的な弱者を対象にした詐欺の面とテレビ画面での

公開処刑(マスコミ環視の中、不法に侵入するのを誰も止める

こともなく殺害されたのを実況中継していた)を見せつけられ

ショックだったのは記憶している。

 

これくらいからだろうか、高齢者に向けた詐欺事案が多くなって

今の特殊詐欺(オレオレ)につながるのは。

 

旧ソ連の原子力事故は2011年の福島原発事故にも重なる。

 

ダイアナ妃の初来日フィーバーもあったがその後の不運もあり、

あまり明るい記事が出てこない。

 

聖子ちゃんと神田正輝さんの結婚式もあったが、近年の娘さんの

自死もあり、残念だね。

 

ハレー彗星の大接近も不吉な出来事の前兆だ、などあまり当時

から良いイメージはなかったように思う。

 

だが、世の中はこの時分からバブル景気に浮かれ出し、いやな

出来事も将来の不安も札束で吹き飛ばす、イカレタ状況が平成に

入るまで続くのだが、確かに歴史は繰り返されるね。

 

原発事故も詐欺事件も飛行機事故もまたいつか再発するだろう。

過去の出来事を教訓とし、同じ過ちを犯さない。はずなのだが、

過去をなかったことにしたり、改竄するのが常態化している国

では心配だ。


なんだか面白くて楽しいことは、なかなか訪れてきそうもない。

こんな感想を持つのは自分が年寄りになったせいか。

また、腹を抱えて笑いたい。




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木曜日

こども


3日前に長女からの依頼で1才9か月の孫を預かった。

1週間ほど前から感染性胃腸炎(ノロウィルス)で家族全員が

罹り家事が溜まっている。昨日は旦那のお母さんに見てもらい、

今日はウチで見てほしい。

 

一抹の不安はあったが、了承したのですぐにやって来た。

孫は治ったようで元気だ。甘えん坊なので一度慣れると、どこに

でもついてきて離れない。「くっつき虫」だ。

 

私はパート仕事で夕方までおらず、妻が面倒を見た。

ずっと「くっつき虫」だったようだ。

 

翌々日の朝から妻の体調がおかしい。トイレで吐き、食欲もなく

寝たきりだ。その日は、私は休日だったので、久しぶりに自家製カレー

に挑戦し、ネットでみた人参のナムルを作った。

 

その日の夕刻より、今度は私がヤバくなった。

上からも下からも夕食のカレーライスは全て下水道へと流れ、

動けなくなってしまった。

 

朝まで30分に1度はトイレへ。

眠れない・・・

胃も全身も痛い・・・

悪夢にうなされ朝まで悶々とした。

 

婿のお母さんも同様で、点滴まで打ったようだ。

一家全滅状態だ。怖ろしや、孫のウイルス。

 

保育園は幼児がかかる感染症の巣窟だ。

インフルエンザ・おたふくかぜ・水ぼうそう・手足口病・はしか

風疹・ロタウイルス・・・予防注射は都度接種済みだが、順番に

園から伝播し、かかれば登園禁止となるので、親族に回ってくる。

それに今は新型コロナもある。

感染症も怖く安易に預かれないが、親は頻繁に会社を休めない。

 

子供を育てるのは大変だ。こうやって私の親は私を育て、私は子を

育てた。次は孫の順番がやってきて、輪が回っていく。

 

孫の成長を見られるのは、わずかな期間だ。

 

早く一人前の子供になってくれよ! です。 




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