木曜日

心臓弁膜症


日本の俳優では武田鉄矢さん、アメリカの有名な俳優で

カリフォルニア知事にもなった

アーノルド・シュワルツェネッガーさん。

それと全く誰も知らない「私」の共通点は、

心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症)により、

人工弁の置換手術をしたこと。

そして、誕生日が4月11日だということだ。

 

ほかに4月11日生まれの著名人を検索してみると、

いろいろな人がいらっしゃるが、

心臓弁膜症かどうかわからない。

たまたま雑誌の記事などを目にしたことで判ったが、

1年は365日しかないので、同日に同じ病の人など

いっぱいいるだろう。

 

助かる命は、世代によってかなりの格差があるとは思う。

100年前なら私の病は自然死で終わっていたはずで、

人工心肺装置をつけ胸をひらき、人工弁を装着するまでには

何年も、何度も、試行、実験が繰り返され、

現在の状況に至ったのだろう。

50年前でも成功率は微妙だったかも知れない。

 

そうなれば私は現代で様々な恩恵を受け、生かされている。

この助けられた命。と思えば、

もっと「ましな」ことに使えよ~。です。




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月曜日

引退のご挨拶


競馬、競輪、競艇。

競馬は一度もしたことがございません。

競輪は福井県にいた時、1度。

京都ではオーナーに付き合わされ

向日町競輪へ1度参りました。

競艇は、センタープールで生まれた尼崎育ち

にもかかわらず、1度も行ったこともございません。

花札は、見様見まねで遊んだだけで、

賭けて遊んだことはございません。

麻雀も牌を揃えて、リーチくらい、でございます。

 

世間の皆さまは結構な頻度で、さまざまなギャンブルを。

私は、長年「パチンコ店」の胴元の支配人をしてきた

ちんけな男でございますが、ギャンブルに関しては

まったくの素人でございます。


こんな素人が、長年皆様の大切な小遣い銭を

かすめ取り、搾取していたのでございますから、

大変申し訳ございませんでした。


ギャンブルの素人が数百億円単位の売上の中で

泳ぎ渡って生きてきたのですから、

「物事は知って得する」ことも多いでしょうが、

私は「知らぬが仏」を決め込んで、

グレイな業界を泳いで参りました。

 

次から次へと訳の分からない「新台」が、

出るたびに「知ったかぶり」で30年。

もう限界でございます。

 

一足先に「足を洗い」まっとうな道を歩んでまいります。

長年のお付き合い、誠にありがとうございました。




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閃輝暗点(せんきあんてん)


閃輝暗点は、ふとしたときに突然視野の中に

ギザギザ・キラキラとした光の波ができ、

次第に広がって暗くなり見えなくなるという現象。

長くても20分程度で消えていき、

症状が治まった後に片頭痛が起こる。

若いときほど回数が多く、年齢と共に回数が減って

いくことが多い。

ネットで検索すると上記の説明が一般的だ。

 

私は14才くらいから割と頻繁に

上記の症状が出だした。蛍光灯が切れかかったように

点滅し、視野の中央が暗くなって見えなくなることが

多かった。特に徹夜などして目が疲れているような

状態の時に出現する。テスト中にこの症状が出れば、

10分~20分くらいは集中できない。

視野の半分近くが見えなくなるので問題を読めなくなる。

 

現在の歳まで発症の回数の多少はあるが、

症状が途切れたことはない。

 

50年ちかく悩まされていることになる。

親や友人にはこのことは話したことはない。

 

若いころから何度か眼科医で診察、検査もしたが、

眼科医的な見地では問題はないと、複数の眼科医から

診断を頂いたが、そもそも「閃輝暗点」という病名も

20年前くらいまでは聞いたこともなかった。

 

10年前に心臓弁膜症の手術以降、ネットをみると

心臓疾患者にこの症状が多いようだが、

わたしも実感として、血管(毛細血管)の血流が悪いのでは

ないかと思っていたが、

脳の問題だと大学病院では診断された。

「てんかん」同様、脳波の乱れと関係があるようだ。

症状が多発するようなら薬で抑制もできると診断された。

 

大動脈弁の二尖弁同様(本来は三尖弁)、この「閃輝暗点」も

私の10代の心身の発達に影響が大きく、自分の身体に、

「違和感」を感じる「異邦感」は、隠していた「国籍」とともに、

より内向的に向いてしまい、自分をもっと世界に広げ、開放していく

ことが出来なかったと思う。




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