木曜日


長女は2021年4月に男の子を。

次女は同年5月に女の子を出産した。

還暦の年に二人の孫が生まれ、じいさんになった。

自分への責任がない分、初孫は可愛いというが、

当初は、自分の子の時のほうが、数倍可愛く思え、

まだ自ら動けぬ赤ちゃんは他人のように感じた。

 

だが、会うたびに二人の成長が見えるようになり、

乳児から幼児に成長していくと、それぞれの個性が

はっきりし出してくる可愛さで、興味深い。

 

自分も経験したことだが、子育ては大変だ。

いきなり暴君が現れ、平凡な生活に嵐を呼び込む。

 

あれから30年も経過し、当時の心境をすっかり

忘れていたが、孫の出現で思い出した。

 

たまに会う分には大歓迎だが、頻繁だと微妙だ。

いうことを聞かない。

話が通じない。

ご機嫌を取らないと、寄ってこない。

 

今後の彼らとの交渉には歩み寄りが必要だ。

高度な外交力と体力が求められる。

がんばろう。



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移住


妻は韓国生まれの生粋の釜山人だ。

これは大阪生まれの関西人と同義で、大阪と東京の対比

同様、韓国にもソウルと釜山は二大都市圏として比較

されるようだ。

 

方言も釜山は男性的で面白いニュアンスがあり、

ソウルは女性的で流暢な印象らしい。

大阪弁と東京弁にも似たようなところがあるね。

 

老後は、頻繁に韓国へ行き、可能なら余生を釜山で、

と夢のように少し思っていたが、新型コロナ以降、

本当に夢になってしまった。

 

また、経済的な面でも韓国は個人所得も上がり、

物価も高く、「失われた30年」の経済低迷状態の

日本と逆転しつつある様だ。

実際、予定している私の「年金」では、

ソウル・釜山の都市圏では生活できない。

東京でも無理だが・・・

 

移住は難しい。

 

もともと世界でアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国と

いわれていた時代でも、世界から見れば「ウサギ小屋」に

住み、「24時間戦いますか」と騙されて働いてきただけで

一般庶民は世界で2番目の経済大国の恩恵など無かった。

 

残る余生、なるようにしかならない。




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陽性


次女がコロナの無料検査(抗原検査)で

陽性だったと、LINEが。

日前に会ったばかりだ。その時、次女も

1才の孫も鼻水を流していた。

 

それを聞いて、

急に私と妻の体調がおかしくなった。

 

私は翌日から鼻水が出はじめ、

妻は全身の節々が痛いと言い出した。

2020年11月に長年勤めた会社を

退社してからは、ほぼ隔離的な生活を

過ごしてきた身には、コロナとは無縁な

生活を過ごしてきた。

 

娘は翌日、病院でPCR検査を受ける予定

だったが、保健所に連絡すると、無料検査の

陽性の時点でコロナ登録するらしい。

「みなし陽性」というやつか。

 

症状はそれほどキツクなく、子育てとここ最近

勤め先も忙しく、逆にいい休養になれば良いが。

 

その後、私の鼻水はすぐ治まり、体調には変化はなく、

妻は関節の節々が痛く、熱はないが体がだるいようだ。

それなら普通の風邪の症状だ。

 

「コロナ陽性」でびくついてしまったが、今の調子なら

何ともなさそうだ。

 

これがコロナ陽性なら恐れるに足らずだが、本当は

どうなのだろう。やはり、もっと気軽に精度の高い

PCR検査を受けられるようにしてほしいね。




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